ユウ君の日記

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【読んでみた】学びを結果に帰るアウトプット大全

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

こんにちは。

 

今回は『学びを結果に帰るアウトプット大全』を読みました。

 

インプットとアウトプットの違い

「インプット」とは、脳の中に情報を入れることである。

つまり、「入力」することである。

具体的には、「読む」「聞く」です。

 

「アウトプット」とは脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、

外界に「出力」することである。

具体的には、「話す」「書く」「行動する」です。

 

インプットすると、脳の中の情報や知識が増えます。

しかし、インプットだけでは現実には何も変化しません。

アウトプットすることで初めて現実を変えることができます。

 

 

自己成長はアウトプット量に比例する

インプット量と自己成長の量は比例しません。

例えば、「月3冊読んで3冊アウトプットする人」と

「月10冊読んで1冊もアウトプットしない人」とでは

「月3冊読んで3冊アウトプットする人」の方が

成長します。

なぜなら、いくらインプットしてもアウトプットしない限り

記憶として定着しないからです。

 

アウトプットとは運動である。

アウトプットとインプットの最大の違いは

一言で言うとアウトプットは「運動」であるということです。

 

アウトプットするとき、ひとは「書く」「話す」「行動する」の

いずれも運動神経と筋肉を使っています。

運動神経を使った記憶は、「運動性記憶」と呼ばれます。

運動性記憶の特徴は、一度覚えるとその後はほとんど忘れることないということです。

例えば、3年ぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていた、

ということはないはずです。

 

教科書を読んで覚える「暗記」は、

意味記憶」を使って記憶しますが、

意味記憶は覚えにくく、忘れやすいという特徴があります。

そこで、「書いて覚える」「声に出して覚える」ようにするだけで、

「運動性記憶」として記憶することができるのです。

 

人間の脳は「重要な情報」を長期記憶として残します。

「重要な情報」とは、インプットした後に何度も「使われる情報」です。

つまり、インプットしてもその情報を何度も使わないと、

すぐに忘れてしまいます。

大体の目安として、情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、

長期記憶として残りやすくなると言います。

 

 

アウトプットの結果を見直し、次にいかす

「インプットもアウトプットもしているけれど、自己成長できない」

という方もいるかもしれません。

そういった方は、フィードバックがきちんとできていないのです。

 

実は、アウトプットした後、次のインプットの前に、

絶対に必要なプロセスがあります。

それが「フィードバック」です。

 

フィードバックとは、アウトプットによって得られた結果を評価し、

その結果を考慮して、次のインプットに修正を加えるという作業です。

見直し、反省、方向修正、改善、微調整、原因究明。これら全てフィードバックです。

自己成長にフィードバックは必要不可欠です。

 

フィードバックの効果的な4つの方法

1.短所克服と長所伸展

短所や欠点、苦手分野を伸ばすのか.

長所、得意分野を伸ばすのか

人間が成長するためにはそのどちらかしかありません。

 

2.広げると深める

学びを深めていく場合、「広げる」か「深める」の2つの方向性しかありません。

この2つのベクトルを意識するだけで、次に何をすべきかが明確に分かります.

 

3.「なぜ」を解決する

インプットをして、アウトプットをすると、必ず「疑問」が生まれてくるはずです。

「なぜ」を突き詰めると、その先に「気づき」が見えてきます。

「なぜ」を解決して乗り越えることが成長です。

 

4.人に教えてもらう

最も効果的なフィードバック法は、「人」からアドバイスをもらうことです。

自分よりも知識や経験の多い人から

アウトプットに対して適切なアドバイスがもらえると、

弱点、欠点の修正に繋がり、飛躍的に成長するきっかけとなります。

 

 

アウトプットのメリット

1.記憶に残る

2.行動が変わる

3.現実が変わる

4.自己成長する

5.楽しい

6.圧倒的な結果が出る